オリンピックイヤーを迎え、国内のサイバー攻撃に対する緊張感はますます高まっています。特にデジタル化が進む金融分野では、サイバーセキュリティの確保は、システム全体の安定に向けた喫緊の課題です。
本セミナーでは、最も警戒される標的型攻撃への対策をはじめ、導入が進むRPAにおけるセキュリティ、音声データの自動コンプライアンスチェックなどをご紹介。また、セブン銀行での事例を交えた業界横断型の不正検知プラットフォームや、導入が進むモバイル分野のセキュリティ対策についてもお話しします。
※講演タイトル、講師等は予告なく変更する場合があります。予めご了承下さい。
2020年オリンピックを控え日本は標的型攻撃の脅威にさらされています。パスワード付き添付に悪意あるコードを組み込み、全セキュリティチェックを無力化する攻撃が増加。自社が狙われるケースや踏み台として攻撃するケースも無視できません。
本講演では、パスワードファイルを解凍しサンドボックスを適用、感染を未然に防ぐ業界唯一の対策、一般の行職員でも怪しいと気付ける機能をご紹介。金融機関の運用例を交えてお話します。
(株)クオリティア
営業本部 ソリューション営業部 部長 辻村 安徳 氏
金融機関で導入が進むRobotic Process Automation(RPA)。導入効果が示される一方で、導入後に悩みや課題を訴える金融機関も存在します。そのような状況からFISCでは「金融機関等のRPAに関するワーキンググループ」を発足するなど情報収集とルール整備に乗り出しました。
本セッションでは2020年以降重要視されるRPAのセキュリティと統制のあり方について、ポイントを解説します。
エンカレッジ・テクノロジ(株)
取締役 事業推進部長
日置 喜晴 氏
ベリントとNTTアドバンステクノロジは、金融機関の日常業務に潜むコンプライアンスリスク、情報漏洩、不正取引、不適切販売などを確実に防止するために、コンタクトセンター、オフィス、窓口/外交営業での会話をすべて録音→音声認識→コンプラチェック→レポーティングする「金融コンプライアンスソリューション」、対面録音をすぐにでも実現できる「クラウド録音」、対面応対録音に優れた「ステレオ録音マイク」をご紹介。
コンプライアンス担当者必見です!
ベリントシステムズジャパン(株)
代表取締役 古賀 剛 氏
NTTアドバンステクノロジ(株)
ソリューション事業本部
CRMソリューションビジネスユニット 平山 由紀子 氏
働き方改革が提唱される以前は、営業を対象にモバイル活用で業務効率を高める事が目的でした。しかし今日の働き方改革は全行員が対象となり、様々な業務に合わせたモバイル活用が必要となります。多彩な業務に合わせてセキュリティリスクの増大を防ぐとともに、必要に応じた業務システムと連携が必要となります。
本セッションでは、端末にデータを残さず利便性を担保し業務活用できるリモートアクセスサービスを紹介いたします。
(株)レコモット
金融・公共サービス本部 取締役 本部長 宮内 謙 氏
攻撃者の手口が日々変化するなか、最適に対応し続けて行くかが求められています。
本セッションでは、セブン銀行口座での金融犯罪対策における未然防止策の着眼点等を、事例を交えながら解説するとともに、電通国際情報サービスとセブン銀行の合弁会社であるACSiONによる業界横断の不正検知プラットフォーム「Detecker(ディテッカー)」等の最新の取組について説明いたします。
(株)ACSiON(アクシオン)
代表取締役CEO 安田 貴紀 氏