国内外の大手銀行など41機関は、国際決済銀行(BIS)と国際金融協会(IIF)によるブロックチェーン(分散型台帳)技術を活用した国際送金の実証実験に参加する。BISとIIFが9月16日、参加する民間金融機関を公表した。この計画は官民連携でクロスボーダー送金の高度化を目指す「Project Agora(プロジェクト・アゴラ)」で、邦銀からはみずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、SBI新生銀行が加わる。2025年末までに結果をまとめた報告書を公表する予定だ。〔ニッキン2024年9月27日号3面〕