国内企業へのサイバー攻撃が猛威を振るい、金融界も被害にさらされている。5月には、金融機関から業務を受託する情報会社でランサムウェア(身代金ウイルス)感染が発生。後に、34機関の情報流出が明らかになった。金融庁は金融機能の安定確保や預金者の保護を目的に10月4日に新たなガイドラインを公開。経営層へサイバーセキュリティー規程や業務プロセスを年に1回以上、見直す指針を示した。金融機関の業務がデジタル化へ移行するなか、セキュリティー対策を強化する3社を紹介する。
国内企業へのサイバー攻撃が猛威を振るい、金融界も被害にさらされている。5月には、金融機関から業務を受託する情報会社でランサムウェア(身代金ウイルス)感染が発生。後に、34機関の情報流出が明らかになった。金融庁は金融機能の安定確保や預金者の保護を目的に10月4日に新たなガイドラインを公開。経営層へサイバーセキュリティー規程や業務プロセスを年に1回以上、見直す指針を示した。金融機関の業務がデジタル化へ移行するなか、セキュリティー対策を強化する3社を紹介する。