501B- 11 02/03 (木) 15:50-16:30

【基調講演】デジタル社会と金融

概要

デジタル化の進展に伴い金融法制は毎年のように改正され、その中で、多くの金融機関は、デジタルトランスフォーメーション(DX)やFintech、非金融分野を含む新たなビジネスに挑戦してきました。決済、地域マネー、デジタルバンク、BaaSから、APIを通じたベンチャー企業との協同、他の金融機関へのプラットフォーム提供などの広がりが見られます。近年特に注目されるDXはテクノロジーによる業務の効率化や新たな収益機会と捉えるだけでなく、経営の意思決定、社内コミュニケーション、働き方、人材活用のあり方など金融機関の組織そのものを改革する手段であり、そうした改革の絶好の機会だと捉えるべきだと思います。今後デジタル化、Fintech化の動きがさらに加速し、台頭し始めた分散型金融の流れが既存の金融業務にとって代わるのか、それとも一時の流行に終わるのか予断を許しません。金融機関には高い目線を持った「両利きの経営」が求められます。 講師写真

講演者情報

 
元金融庁長官
遠藤 俊英