オープンファイナンスの時代を迎え、ITベンダー・フィンテック企業と金融機関が創出する新たなエコシステムは、その期待を増々強めています。ただ、日本の地域金融機関は、堅牢な従来の仕組み(レガシー・システム)を大きく変えることへの抵抗感が強く、他の先進国と比較すると、イノベーションの速度は決して速くはありません。
今から2024年にかけて、日本の地域金融機関が解決すべきDXの課題とその解決へのヒントとは何かについてーについて、日本を代表するお二人にお話を頂きます。
※講演タイトル、講師等は予告なく変更する場合があります。予めご了承下さい。
NTTデータ経営研究所
金融政策コンサルティングユニット
エグゼクティブスペシャリス
上野 博氏
1982年神戸大経済学部卒、欧州経営大学院(INSEAD)MBA。住友銀行、日本総合研究所、日本アイ・ビー・エムなどを経てNTTデータ経営研究所(現職)。金融機関を中心に①経営・事業戦略、②マーケティング・チャネル戦略 ③業務改革、④デジタル戦略等のコンサルティングに携わるとともに発信を行っている。「Bank 4.0~未来の銀行」(ブレット・キング著、東洋経済新報社、2019年4月)、「DBS~世界最高のデジタル銀行」(ロビン・スペキュランド著、同、2023年6月)を翻訳。
日本金融通信社
特別顧問
小俣 修一氏
[講師紹介]1979年慶応大大学院工学研究科修了。地域金融機関の企画部門に勤務。その後コンパックコンピュータ、NTTソフトウェア等を経て、2005年にアカマイ・テクノロジーズ代表取締役、米国本社バイスプレジデント、日本法人会長を歴任。16年から日本金融通信社(ニッキン)特別顧問。20年からみんなの銀行 取締役 監査等委員 兼務。