日本銀行は、情報技術(IT)を用いた企業経理の高度化が進むなか、与信業務で金融機関とフィンテック企業の協調を促している。近年は会計ソフトなどを導入する中小企業が増え、サービスを提供するフィンテック企業は商流・決済情報の把握などで存在感が高まっている。同情報を活用した事前審査などの「情報生産機能」と「資金提供機能」は金融機関が担ってきたが、今後は役割のアンバンドリング(分離)が進むとみている。〔2019年9月20日号2面〕
日本銀行は、情報技術(IT)を用いた企業経理の高度化が進むなか、与信業務で金融機関とフィンテック企業の協調を促している。近年は会計ソフトなどを導入する中小企業が増え、サービスを提供するフィンテック企業は商流・決済情報の把握などで存在感が高まっている。同情報を活用した事前審査などの「情報生産機能」と「資金提供機能」は金融機関が担ってきたが、今後は役割のアンバンドリング(分離)が進むとみている。〔2019年9月20日号2面〕