金融機関では、非対面営業のニーズが急速に高まっている。新型コロナウイルスの影響により顧客に対する訪問営業や対面での提案機会が激減。各金融機関では、新たな顧客接点の構築に注力する必要がある。本特集では、金融機関の非対面チャネルを強化するソリューションを紹介する。
地域銀行や持ち株会社が公表した2021年度からの新中期経営計画では、多くの金融機関が店舗の統廃合やスリム化を計画。対応策として、非対面チャネルを強化しデジタル化に取り組む姿勢が示された。
一方、足元では相続相談の需要増加や若年層などへのアプローチ、新チャネルのノウハウ不足など課題も多く存在している。〔ニッキン2021年7月16日号13面〕