コロナ禍によって非対面・非接触等の社会環境の変化が急速に進み、デジタルの活用は大きく進みました。一方でそのデジタル活用を前提とした環境下に最適化された事業/業務プロセス/働き方にトランスフォーメーションできたと言うには、まだ程遠く”DX疲れ”が組織や働く人の中にも出てきているのが日本の実状ではないでしょうか。
昨今は働き方のトランスフォーメーションが求められてきており、Kaizen Platformは様々な企業のDX支援を通じて、今後さらにDXを加速させるために、DX人材育成のためのプログラムを様々な企業に提供しています。そこから見えてきた働き方の論点が、DXの推進を妨げていく最後の課題として立ちはだかってくる事が見えてきました。
そんな背景から今回は、DXが前提となった時代に求められるDX人材育成や消えていく仕事と増えていく仕事を見据えたリスキリングと配置転換など、大きな働き方の変革を伴うDXを見据えた人事制度や人材開発に関してのパートを充実させています。
また、今回DXの次を占うトピックスとしてWeb3に関する内容を盛り込むにあたり、Web3領域のリサーチやコンサルティングを行っているHonest株式会社の協力を受けて共同著作となっております。
DXを取り巻く環境が日々変化する中、どのように向き合い、そしてどのように推進するべきか、みなさまの取り組みの一助になればという思いから「#DX白書2023」を公開しました。