全銀ネットは、API(データ連携の接続仕様)ゲートウェイによる接続に対応できるよう準備を急ぐ。APIは、現行の中継コンピュータを介した接続方式と比べ、より安価で柔軟性の高い接続方式。当初、27年稼働の次期システムから切り替える方針だったが、複数の資金移動業者から要望があって早めた。実際、資金移動業者で本格検討中の8社のうち3社はAPI接続を希望。それ以外の情報収集段階の複数社も、接続するならばAPIがよいと求めている。システム開発を担当するNTTデータは、24年3月の開始を全銀ネット側に提案した。〔ニッキン2022年10月14日号2面〕