「申込用紙にご署名の上、ご捺印ください」「ログインにIDとパスワードをご入力ください」 ──。 口座開設やインターネットバンキング取引などで、本人と確認するためにこれまで必ず求められていた手続きがなくなるかもしれない。
最近では、 電子サインや静脈、 指紋、 虹彩、 顔......様々なアプローチで本人照合が行われるようになってきた。 金融機関においても本格的に実用化が進んでいる。
本特集では、有識者やITベンダーから集めた情報を基に、金融機関における本人確認のための認証のあり方を紹介する。(金融IT情報誌「FIT 63号」2016年12月15日発行より)