【広島】山口フィナンシャルグループ(FG)は10月27日、住宅ローン業務を統合するためnCino社(東京都)の「クラウド型銀行業務統合プラットフォームサービス」を採用することを決定した。一つのプラットフォームで、顧客、住宅事業者、銀行の3者間で審査状況情報をリアルタイムで共有できるようにするのも特長で、「3者でシームレスに情報共有するシステムは地方銀行で初めて」(山口FG)という。同プラットフォームサービスは拡張性が高く、幅広い銀行業務への活用が可能。将来的に法人向け融資やその他の業務への利用を検討していく。〔ニッキン2023年11月10日号5面〕