日本銀行は、利用が急増する「分散型金融(DeFi)」の考察を進めている。暗号資産の交換や貸し出しなど、さまざまな金融取引がブロックチェーンで自律的に運営されており、新たな金融サービスを生み出す可能性がある。一方、運営者などが不在で規制の対象や責任主体の特定が困難といった課題もあり、「イノベーション」と「リスク」の両面から動向をみていく構え。〔ニッキン2021年6月11日号2面〕
日本銀行は、利用が急増する「分散型金融(DeFi)」の考察を進めている。暗号資産の交換や貸し出しなど、さまざまな金融取引がブロックチェーンで自律的に運営されており、新たな金融サービスを生み出す可能性がある。一方、運営者などが不在で規制の対象や責任主体の特定が困難といった課題もあり、「イノベーション」と「リスク」の両面から動向をみていく構え。〔ニッキン2021年6月11日号2面〕